この人たちの詩にはいくつかの共通のイメージや表現が存在している。孤立した状態の中で共通のイメージを持つことがあるというのは、この人たち共通の心理体験があるのではないか。ここが丁寧に考察されている。読んでいて冒頭からたくさんの人が「人間として」「人間だから」という言い方をしていることに気がついた。重い障害を持ち、身体的にものすごく制約のある厳しい状況下で生活をしている。やっぱり当事者としては「人間として認められてこなかった」「言葉がない、意思がないと見なされる私は、やっぱり人間として認められてない」
【記者】オッ君
ラベル:障害