ユニークな視点から書かれている。自分自身に否定的なイメージを持つ「自分が嫌い」な人がたくさんいる。
「自分には価値がない」
「何かにつけて後悔の念にかられる」
「死にたい」
「時々、淋しくてたまらなくなる」
「時代の波に乗り切れてないような気がする」
「プレッシャーに弱い」
「人から素っ気なくされるとその人から嫌われてるように感じる」「人の目を気にする」
「性格を変えたい」
「自分自身のイメージが曖昧ではっきりつかめない」
本書のアンケートから、こういった思いを抱えながら生きている人がこれだけ多いんだと励まされる気持ちになった。
「生きることに意味はない」「意味のない人生に生きる意味はあるのか」「いや、そうではない」というのが著者の言いたいことらしい。